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社長メッセージ

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証券コード:1606

社長メッセージ

ごあいさつ

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

また、先の東日本大震災により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

当社グループにおきましては、子会社の日本マントル・クエスト株式会社が運用する「ちきゅう」が、青森県八戸港で津波により損傷を被りましたが、鋭意修復工事を進めました結果、僅かな遅れに留めてスリランカ沖での掘削工事を始めることができました。

2012年3月期第2四半期連結累計期間の業績について

当累計期間(2011年4月1日から2011年9月30日まで)におきましては、当社グループのリグは順調に操業を続け、当社子会社が保有する海洋掘削リグ5基の稼働率は100.0%(前年同期92.7%)となりました。

この結果、当累計期間における当社グループの売上高は16,923百万円(前年同期比18.7%増)となりましたが、持分法投資利益の減少、急激な円高の進行による為替差損等により、経常利益は3,936百万円(同11.2%減)、四半期純利益は2,606百万円(同25.6%減)となりました。

今後の事業環境と当社の経営方針について

今後の原油需給の見通しといたしましては、依然として世界景気の先行きが不透明ではあるものの、IEA等の専門機関によれば、世界全体の需要は今後も増加傾向が続くであろうと予測されております。このような背景から、海洋掘削リグの市況につきましても、今後稼働率、デイレートともに着実に上昇するものと見込まれております。

このような見通しの下で、当社は「リグフリートの増強」、「大水深マーケットへの本格参入」および「メタンハイドレート開発」の3つの成長戦略を掲げ、当社グループを挙げて全力で取り組んでおります。

具体的には、当社が本年3月に建造を発注したプレミアムクラスのジャッキアップ型リグ「HAKURYU-11」(仮称)は、2013年3月の完成を目指してシンガポールの造船所において建造工事が進められております。また、マレーシアの合弁会社が運用するセミサブマーシブル型リグ「NAGA 1」は、一昨年の「HAKURYU-5」と同様に来春には大規模な延命・アップグレード工事を実施する予定としております。さらに、カタールの合弁会社では現在ジャッキアップ型リグ2基の新規建造を進めております。

このほか、当社も僅かながら出資参加して建造工事が進められているブラジル向け大水深海域用のドリルシップは、12月中に完成した後、同国に向けて出航することとなります。さらに、「ちきゅう」が本年8月から開始したスリランカ沖での商業掘削工事を終了した後は、日本へ回航して太平洋南海トラフでメタンハイドレート関連の準備工事に従事する予定となっております。

当社グループでは、このように成長戦略の実現に着実に取り組んでいくことにより、収益力の強化と企業価値の持続的な向上を進め、株主の皆様にとりまして魅力ある企業集団となるように、より一層の努力をしてまいる所存でございます。

株主の皆様におかれましては、引き続き当社グループに対するご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

  • 平成23年12月

日本海洋掘削株式会社
代表取締役社長
村田  稔