社長メッセージ
株主・投資家の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
当社は、平成21年12月17日に東京証券取引所市場第一部に株式を上場し、本22年6月25日には上場後初めての株主総会となる第42回定時株主総会を開催いたしました。役職員一同、引き続き全力で職務に当たってまいりたいと決意を新たにした次第でございます。
当社は本邦唯一のオフショアドリリングコントラクターとして、世界の各海域で移動式海洋掘削装置(リグ)を運用し、石油・天然ガスの探鉱・開発のための海洋掘削工事を行い、日本と世界の国々のエネルギー開発に貢献すべく事業を展開しております。最近では、「Hakuryu-10」がチュニジア沖からスペイン沖へ移動し、当社として新操業海域である地中海での稼働を続けておりますほか、「Hakuryu-5」は、インド・ベンガル湾での工事を終えた後、シンガポールに寄港しており、引き続き東南アジア海域を中心に操業する予定としております。
このほか、当社が60%を出資する日本マントル・クエスト株式会社は、独立行政法人海洋研究開発機構殿が保有する地球深部探査船「ちきゅう」の運用・管理業務を受託し、統合国際深海掘削計画の枠組みの下で行われる科学掘削プログラムに従事しております。
また、当社は、海洋掘削事業の経験と技術・ノウハウを活用し、当社独自の弧状推進工法によるガスパイプライン、通信線、上下水道等の管路敷設のための水平孔掘削事業やメタンハイドレート開発、レーザー掘削システム開発などの開発研究に係わるエンジニアリングサービス事業にも取り組んでおります。
世界の耳目を集めたメキシコ湾原油流出事故につきましては、目下米国当局により原因究明が進められておりますが、当社といたしましては、これを機に、改めて機器類の安全点検を強化するとともに、HSQEマネージメントシステムによる安全管理を徹底するよう努めております。
海洋からの石油・天然ガスの供給量は年々増加しており、中長期的なリグ需要は底堅く、当社を取り巻く環境は引き続き良好に推移するものと考えております。私といたしましては、当社グループの永続的な発展を目指して、今後ともグローバルに事業を展開するとともに、規模の拡充と外的要因の変動に左右されにくい企業体質作りに取り組み、株主・投資家の皆様にとって魅力ある企業集団となるよう一層の努力をしてまいる所存であります。
株主・投資家の皆様におかれましては、引き続き当社グループに対するご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
- 平成22年9月1日
- 日本海洋掘削株式会社
- 代表取締役社長
- 村田 稔
